おすすめの本の話



京都出町桝形商店街にこっそり存在する旅の情報ステーション京都「風の駅」です。

本屋をしておりますが、初めて本のおすすめを書いちゃいます。
先日ずっと前に録画した「桜守の佐野藤右衛門さん」の
ドキュメンタリーを観ました。
彼の桜の庭を訪れて感動し、それから彼の書籍を読んだのですが、
桜と会話をしながら全国を駆け巡り、気持ちを共有し、
桜を人生そのものとみる彼を羨ましく思いました。
この本を読んでから、桜吹雪に逢うと、桜に歓迎されているんだなと
思うようになり、余計に愛おしく感じる様になりました。
この佐野さんの本を是非読んで頂きたいなと。
これらは絶版なのか、なかなか手に入らないのが残念ですが、
風の駅で販売しております。
春が来る前に読んで頂きたいおすすめのラインナップです。

話は戻りまして、そのドキュメンタリーは
佐野さんが被災地に行政の要請を受けて
積極的に足を運んでいる時のお話でした。
彼は東北の地で、桜を植えながら違和感を感じています。
何故なら彼の対応をしてくれる人、一緒に仕事する人は行政の人で、
さっぱり桜を楽しむ人々の顔が見えないのです。
そうやって数年。
集団移転した住宅地の真ん中に桜を植えたいとの依頼が入ります。
祇園しだれ桜の子孫の桜を運び植える佐野さん。
そこでは住民たちが首を長くして待っていました。
みんな嬉しくて手を貸そうとします。
「アホ!余計な事せんといてくれ」勝手知らぬ住民に声が出ますが、
住民は笑っている。「来年の春はみんなで花見ができるかなあ」
佐野さんも仕事を終えて、呟きます。
「はじめてや。これがやりたかったんや。記憶に残る。
もう花見のイメージができとる。」
住民たちとのお疲れ会。
「何も無くなったけれど前向くしか無いもの」
「来年桜が楽しみだなあ」
「佐野さんありがとうございます」
笑顔がこぼれます。
佐野さんは桜に「がんばってくれよ」と言葉を残して去り、そして1年後。
住民の花見に呼ばれ、再訪。
溢れる笑顔。
「佐野さんが桜を植えてくれたから、
こうやってみんなで花見ができました」

佐野さんは桜を守るばかりではなく、
積極的に人の輪に入り、人や土地の話を良く聞き、言葉を交わします。
今は後を継ぐお孫さんを連れて、数十年前どんな花見を
楽しんでいたのかをその土地土地で聞くことをされています。

桜守とは、このような仕事であったのかと心を揺さぶられるばかりです。
桜が咲くその前に、是非これらの本をご覧ください。
珍しいこと。駅長の本のおすすめでございました(^-^)

下記より通販できます(^-^)



よろしければ応援お願いしますm(_ _)m 駅長、喜びます。


風の駅(出町桝形商店街内)
京都市上京区桝形通河原町西入る二神町176−2−2F 
ホームページ http://kazenoeki.main.jp

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